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時間分解分光測定装置 TSP-1000/TSP-1000M

レーザーフラッシュフォトリシス法とは

レーザーフラッシュフォトリシス法は、パルス光によって誘起されたナノ秒~秒の様々な高速反応を紫外・可視・近赤外領域の過渡吸収・発光などによって追跡する方法です。材料物質・生体分子などの光異性化、三重項-三重項吸収・燐光・電子移動・電荷分離・エネルギー移動・光分解・光反応サイクルといったさまざまな反応機構を解析したり、類縁物質・新規材料の特性評価・比較などを行うことが可能です。

弊社のレーザーフラッシュフォトリシスシステムは太陽電池・光水素発生などのエネルギー・環境関連分野をはじめとして、光機能性材料開発分野・錯体化学分野・生物物理学分野など最先端の基礎研究・開発分野で利用されています。


システム対応表
システム TSP-1000(M) -01 -02R -03R
励起光源部SLI type ○(-) ○(-) ○(-)
励起光源部MLII type (-)○ (-)○ (-)○
モニター光源部 (150W Xeランプ)
接続用ライトガイド
試料セル室
データ処理部
分光器MF200型 - -
分光器MD308型 -
単一波長測光部 -
マルチチャンネル測光部 -
オプション
励起光源部 266 nm 付加
OPO波長可変レーザー
低温セル室 (室温 ~ -100°C) CoolSpeK UV/CD用 USP-203 Series
ストップトフロー混合装置 (フローフラッシュ測定用)
恒温水循環槽
各種光学フィルター
※上記以外にもいろいろご用意できます。ご相談下さい。