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マイカ基板上の金 (Au) 蒸着膜 AU15M

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単分子膜などの走査型プローブ顕微鏡での観測用の基板として最適な Au 蒸着膜

本製品はヘキ開した天然マイカを真空中で加熱し、その上に金を 100 nm 程度堆積させた基板です。水素炎あるいはブタンガス炎などで大気中で適切に加熱することにより、平滑な金の (111) 面を形成させることができました。分子などを吸着させてSTM観察などを行う基板としてご活用できます。

典型的なSTM像

マイカ基板上の金 (Au) 蒸着膜 AU15M 典型的なSTM像 1 × 1 μm

へリングボーン構造

マイカ基板上の金 (Au) 蒸着膜 AU15M 典型的なSTM像 250 nm × 250 nm

特長
簡単な処理で、大気圧中で安定かつ方位が揃った平滑なテラスが揃った表面構造を作製可能
用途
Au (111) のヘリングボーン構造や原子像STM観察用試料用として
平坦なテラス上に分子を吸着させ、その分子を観察していくための基板用として
仕様
マイカ基板サイズ※1 15 × 15 mm (標準)
マイカ厚み※2 60 ~ 120 μm
金 (Au) 膜厚 100 ~ 150 nm
※1: 標準以外のサイズにつきましては最大 20 × 30 mmまで対応可能です。
※2: 本製品は天然マイカを基板として使用しており、表面に若干のマイカ固有のしわや段差が生じておりますので、あらかじめ御了承ください。

熱処理について

Au (111) に方位がそろった金表面を得るため使用前にお客様にて、大気中で水素炎またはブタンガス炎により 700°C 程度で加熱処理をしていただく必要があります。

加熱後の表面はAu (111) に特徴的なヘリングボーン構造を伴い、平均的には 150 × 150 nm 度の原子レベルで平滑なテラスを有しています。


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