液体ヘリウムフリー超高真空低温 走査型トンネル顕微鏡システム USM1800
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機械式冷凍機で6K以下の原子分解能STMを実現
希少な液体ヘリウムを使用せず、長時間の連続冷却
液体ヘリウムを使用することなく、6 Kを達成する超高真空走査型プローブ顕微鏡がリリースされます。
面倒で高価な液体ヘリウムの使用から解放されるだけでなく、従来のヘリウムを使用する装置と遜色のない温度環境とエネルギー分解能で、これまで冷媒の追加のために実現できなかった長時間のSTM測定を可能にします。
最低温度 6K以下:光学アクセスシャッターClose時 |
連続冷却、急速冷却:原理的には1年間以上冷却維持可能 |
原子分解能保証:2pm/√ Hz以下 |
光学アクセス、その場蒸着:内部可動式レンズ |
液体ヘリウムを使用する低温STM装置の更新 |
トンネルスペクトルマッピング(STS)測定による準粒子干渉パターンの観察 |
その場蒸着による低温吸着構造観察 |
内部光学レンズを用いた光励起SPM |
(参照データ)
Cooling time: <6K in 24 hours
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Temperature stability @ 5.2K
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STM image (Vs=+300mV)
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dI/dV mapping (20mV)
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All pixel STS measurement during STM imaging. On HOPG condition : 35hours per a flame Drift rate : < 1nm/35hours |
Tunneling current noise spectrum |
Superconducting gap of Pb |
Nc-AFM NaCl atomic image at 6K
Sample: NaCl (100) |
STM Au(111) atomic image at 5.6K
Sample: Au (111) |
SPM 構成 |
探針 走査方式 Coarse positioning for X,Y (ø 1 mm) and Z (5 mm) |
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スキャン範囲 | 1um × 1um at 6K |
サンプルホルダー | 3つヅメ (DC加熱、EB加熱、劈開) |
到達温度 |
<6K 1年半毎にメンテナンスが必要 (パルスチューブ冷凍機のメンテナンス) |
オプション |
3次元粗動付光学レンズステージ(NA~0.25)内蔵 チューニングフォーク式NC-AFM |
チャンバー構造 |
SPM観察室、準備室、ロードロック室を含む In-situ UHVサンプル/プローブホルダーの移動 |
推奨設置面積 | 床面積:4m × 4m, 天井の高さ: ø2.8m |
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床面の振動レベル |
<1μm/s (rms) 5Hz 以下 <3μm/s 5-10Hz 以内 <5μm/s 10Hz 以上 |
準備 機材 |
•冷却水 •三相電力 |
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